入社したきっかけは、私自身、お菓子が好きで、地域の製菓・製パンの企業や個人店の方と繁盛の喜びを分かち合える仕事に魅力を感じたことです。

人数が少ない分、入社後の早い段階で担当先の方から「自分の店を構えたい」と一世一代の決断の時にご相談いただけて、その人の店づくりにイチから携わり、さまざまな役割を任せてもらえました。
苦労の末にお店のオープンを迎えた日の胸の高鳴りや感動は、今でも昨日のことのように覚えています。

同じ業界でも若いうちにここまでお客さまと密に関わり、カタチに残る仕事ができる企業は珍しいと思います。

お客さまの笑顔はお役立ちの証

入社してから30年が経とうとしていますが、今でもこの言葉を胸に、提案力に磨きをかけています。

入社前からバウムクーヘンが好きで、そのオーブンの製造に興味があって応募しました。

サービスメンテナンス部のリーダーと工場長はコワモテですが（笑）、面接が終始和やかな雰囲気だったこともあり、「この人たちに指導してもらえるなら」と未経験の製造業務に飛び込みました。
最初は「バリ取り」という、金属パーツの加工時に発生する出っ張りやトゲをなめらかにする作業からスタート。

地味に思える部品加工の作業も、お客さまの安全を第一に考えた欠かせない工程の一つ

そう考え、何事も経験豊富な先輩方に基本を教わり、自身で実行し、先輩方にフィードバックを受け、その回数を重ねていくと、任せてもらえる仕事の幅も徐々に広がってきています。
そうして製造に関わったバウムクーヘンオーブンにより、納品先のお店や工場で焼かれたおいしいバウムクーヘンを多くの消費者が手に取っている場面を見ると、微力ではあるかもしれませんが、自分もオーブンユーザー様の繁盛に貢献できていると実感します。